掲載日: 2011年7月30日 0:46
今作品からさかのぼること一年。 2010年5月2日の撮影作品を今回お届けします。
no. 050210 The Tower for Digital and A Moon Trail, 2010
おそらく第一展望台(地上350m)部分の建築の頃でしょうか。天辺に大型クレーンが3基並んでいるのが見られます。
このシリーズははたして隅田川の水面に月の光跡をイメージ構図的に描けるのか、という思惑から始まり昼夜に現地で様子を確認、それではやってみようという実行の結果です。 撮影中に川を観察していますと川にも潮の満ち引きの関係がありその潮流が緩やかになり且つ風があまり吹かなくなった時にこのような状態が生まれることがわかってきました。ちなみに二作品とも同ポジション、ほぼ同月軌道で撮影されています。 つづく
古家 万
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掲載日: 2011年7月23日 0:24
今回は現代日本の芸当(芸塔)のかたまり、アイコンに挑戦です。 時は2011年5月18日。数日後に4基の大型クレーンの解体を控えた塔、 クレーン付きの体(てい)、理想の月軌道を考えればラストチャンスでの仕事。
no. 051811 The Tower for Digital and A Moon Trail, 2011
アイデアは縦横の中心線を挟んで塔、隅田川、月の光跡を構成すること。 思惑は月の光跡を空だけでなく隅田川の水面にも描くこと。 常識的には隅田川は川ですので水面に鏡面効果を期待するのは難しい。 それでもロケハンで条件さえ整えば鏡面に近い反射をしている様子を確認。条件というのは主に風と潮流の関係。 というわけの実行の結果がこの作品であります。 つづく
古家 万
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掲載日: 2011年7月17日 23:26
時は前回
no. 010404-1 Half Dome and Merced River, 2004
と、同日の2004年1月4日 これは次のポイントでの撮影
no. 010404-2 Yosemite Valley, 2004
ハーフドームが画面中央の奥の方に見えます。
こちらは前回の撮影ポイントから引いた感じになりますね。 やはり、夜に見えませんねぇ。
すべて凍っております。
涼を取り過ぎませんように。
古家 万
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掲載日: 2011年7月11日 0:39
少し早いですが暑中お見舞い申し上げます。
探していたら涼しげなモノがありました。
時は2004年1月4日。 針葉樹に雪が付いた状態の撮影を期待する時、前日もしくは当日降った雪をたよりに天候が回復しないうちに準備そして撮影に出掛けます。そうすると現地に着いた時に丁度撮影のタイミングとなります。この作品はそのタイミングでのもの。 これでも夜です。星が流れています。
no. 010404-1 Half Dome and Merced River, 2004
体感温度、少し下がりましたでしょうか。 つづく
古家 万
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