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SBBD.2-3

それでは例によって矢印を印しましてどの様な画創りをしているか解説して行きたいと思います。









no. 120406   Mt. Fuji, City, and A Pine Tree, 2007
視線の誘導と画面創り

本作は月の軌跡がありません。構図上同等のウェイトを占めるのが画面右側に
取り入れた松の木です。おそらく大部分の方はこの作品を見た時この松の木の
シルエットそして遠目の富士山と視線が移るのではないでしょうか。
そして次のおそらくですがその松の幹を見てその視線は上方向に移るのではないでしょうか。例外はありますが植物は下から上に育ち伸びるものとして”方向性”を
導く手法として絵画によく使用されます。
右側への微妙な松の幹の傾きも大切です。まっすぐの時、また左に傾いた時では
どうでしょうか。おそらくまっすぐでは緞帳(ドンチョウ)になり左に傾いては画の重量バランスが左に移り不安定に見えるかもしれません。

さて次の段階で視線は画面上に行き着き左右へ別れます。右方向に伸びた枝は画面右上方向に引っ張りそして視線は下へ移動して行きます。左方向はどうでしょうか。枝は一旦画面から消えその後松の枝葉が出現します。この松の枝葉は画面の外ではつながっているはずですが画面に映らない松の様子はどのようになっているのでしょうか。これは観る人によって違い、委ねる事で成立させる手法であります。
想像力とスケール感を試す”投げ掛け”です。この演出法は例えば安土桃山時代の
絵師狩野永徳(1543〜1590年)の松の描写で頻繁に登場致します。

その後視線は富士山へと移り画面を一周して松の木に戻ってきます。偶然ですが
画面中央付近の駿河湾で漁り火でしょうか?光が円を描いています。これは偶然
とは言え画面中央にリズム感を生んでくれました。実写の醍醐味ですがこういった
偶然性もよくあります。これも楽しみの一つです。
つづく

古家 万